血行を促進するタイプ

血行を促進するタイプの育毛剤はたくさんあります。 血行と育毛には大変密な関係があり、 薄毛や脱毛の症状があるという人はまずこの頭皮の血行不良を疑ってみてください。

もう知っている方も多いと思いますが、頭髪はたんぱく質でできています。

毛髪が伸びていくためには、 毛根という髪の毛の根っこの部分に身体から回ってくる栄養が届かなければいけません。

栄養を届けるのは、血液です。 たんぱく質ももちろん育毛には欠かせませんが、そのままでは毛髪になりません。

ビタミンで分解され、合成されることで健康な毛髪が生み出されるのです。 この過程にはミネラル成分や、その他の栄養も必要です。

でも、せっかくこういった髪によい食品を摂って体内に吸収されても、 血液が頭皮に届けられないのでは無駄になってしまいますよね。

頭皮の血流を良くしておくというのは、育毛の基本中の基本です。 でも、何らかの原因があって血流が悪くなっている人も結構いるものです。

怖いのは、自覚症状が全くないこと。 でも、ある日急にどさっと髪の毛が抜け落ちるのではなく、 長期的にみて頭髪が薄くなってきたかなという人は、この血流の悪さが原因のひとつになっている場合があります。

漢方薬やビタミン成分など多くの育毛剤は、何らかの血流を良くする成分が入っていますから、 まずひとつベースになる育毛剤を見つけて、これを基本に他のタイプの育毛剤を使うのがおすすめです。 では、血流をよくする効果のある成分にはどういったものがあるか見てみましょう。

 

センブリエキス

リンドウ科の植物で、大変苦味の強いのが特徴です。昔から胃腸薬として親しまれてきました。 漢方薬系の胃薬といえば、苦いものと決まっていますよね。胃のもたれ、消化不良などの症状に効きます。

育毛剤としてのセンブリエキスは、血管を広げる働きがあるといわれています。 血管と言っても、毛細血管のほうですね。

頭皮にセンブリエキスを含んだ育毛剤を貼付することで皮膚表面近くの血行が良くなり、 それとともに毛細血管も広がるというわけです。

また、毛根付近に温感の刺激が行くことで、細胞も活発に動き出します。 血流が良くなって栄養が毛根に届きやすくなると同時に、頭皮が硬く動きが鈍くなっていた細胞も育毛に向けて動き出しますから、効果も倍増というわけですね。

ビタミンE

若返りを叶えてくれるといわれるビタミンです。 育毛に二つの大きな働きをしてくれます。

まず一つ目の働きとして、血液の流れを良くして、抹消血管を拡張させてくれることがあげられます。 二つ目の働きとしては、抗酸化作用があるということです。 私達の身体は、小さな細胞が集まって作られたものです。

年をとるということは、細胞も年をとるということですよね。 酸素がなければ私たちは生きていけませんが、同時に細胞も酸素の影響を受けて酸化していくのです。 酸化すると、細胞の働きが弱くなります。

毛髪を作る細胞も同じです。頭皮にも当然影響が出てきますよね。 皮脂がたまりやすくなります。これを防ぐのがビタミンE。細胞が酸化するのを防いでくれます

ニコチン酸アミド

ビタミンB3またはナイアシンとも呼ばれています。 ニコチン酸アミドは、冷え性に効果があるといわれています。

冷え性といっても身体全体が冷えているのではありませんよね。 手足の先など血管が細くなっているところに血液が十分に行かなくなることで起こる現象ですから、 ニコチン酸アミドを摂取することで抹消血管に十分血液が流れるようになると手足も温まり、身体も暖かくなります。

育毛にも同じようによい影響を与えます。 血行が良くなることで頭皮に栄養がきちんと届くようになり、よい環境で育毛ができます。

塩化カルブロニウム

自律神経に働きかけて、毛細血管を広げる働きがあります。 脱毛症の治療として皮膚科でもこの塩化カルブロニウムは使われていますから、効果も期待できますよね。

ただ、市販の育毛剤に含まれている量はわずかです。濃度の高い5%のものは医師の処方がないと購入できません。 それでも、市販されている塩化カルブロニウム配合のものが人気があるのは、やはりそれだけの効果が期待できるということですよね。

ミノキシジル

プロペシアと並んで人気のあるミノキシジル。 もともとは、高血圧の薬として開発されたというエピソードは有名ですよね。

副作用のひとつに多毛症の症状があったことから研究が進み、育毛剤として新たに生まれたのがミノキシジルです。 発毛にいたるメカニズムは完全に解明はされていないものの、 実際に使った人が脱毛が止まったあるいは脱毛していた箇所から産毛が生えてきたといった報告が出てきているのも事実。

男性型脱毛症にも効果を発揮し、特に頭頂部においてはよい成績を出しています。 濃度が高いほうが効果があるといわれていますが、国内では5%濃度までしか認可されていないため、 濃度の高いものを海外から輸入している人も多いようです。

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